1.この研究の概要
【研究課題】
働き方の変化と人のつながり・健康に関する研究(審査番号2024358NI)
【研究機関名及び本学の研究責任者氏名】
この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。
【主任研究機関】
東京大学大学院医学系研究科デジタルメンタルヘルス講座
研究代表(責任)者 川上憲人 特任教授
担当業務 研究計画立案・データ解析・論文執筆
【業務委託機関】
(株)楽天インサイト
担当業務 データ収集
【研究期間】
2026年1月 ~ 3月
【研究目的・意義】
コロナ禍を経て、今日、働き方は多様化しています。労働時間や仕事の負担だけでなく、仕事における人と人とのつながり(あるいはその欠如としての孤立・孤独)が、ポストコロナにおける労働者の精神健康に重要な要因であると考えられるようになりました。
本研究では、会社などにお勤めの方(被用者)を対象として、仕事のストレス要因、仕事のつながりの程度がこれらの働く者の心身の健康にどう影響するかを、明らかにすることを目的とします。
【研究方法】
1) 当方が調査を委託しているインターネット調査会社から調査への協力依頼を行います。研究参加に同意いただける場合は、アンケート調査票の研究同意欄にチェックをつけてください。調査参加者は2000人を予定しています。
2) アンケート調査票にオンラインでご回答いただきます(所要時間20分以内)。初回のアンケート調査票に回答後1カ月ごとに、合計2回のオンライン・アンケート調査(1回あたり所要時間10分)に回答をお願いします。
3)アンケート調査への回答がインターネット調査会社から東京大学に提供され、統計的に解析されます。
研究計画書や研究の方法に関する資料を入手・閲覧して、研究内容を詳しくお知りになりたい場合は、末尾の連絡先にお問い合わせください。他の研究対象者の個人情報等の保護や研究の独創性確保に支障がない範囲でご提供させていただきます。
2.研究参加の任意性と撤回の自由
この研究にご参加いただくかどうかは、研究対象者の自由意思に委ねられています。
研究の内容について理解いただき、研究にご参加いただける場合は、研究同意欄にチェックをすることにより同意取得を行います。
いったんアンケート調査に回答された後で同意を撤回される場合は、インターネット調査会社の連絡窓口(問い合わせフォーム)にご連絡ください。なお、研究にご参加いただけない場合でも、将来にわたり業務上あなたの不利益につながることはありません。
ご本人からの申し出があれば、入手したアンケート調査の回答を可能な限り廃棄します。ただし、解析を開始するためそれぞれのアンケート調査への回答から1ヶ月をすぎると廃棄することができませんのでご了承ください。例として、初回および1年後の調査で回答された方で、1年後の調査から1ヶ月以内は同意撤回を申し出れば、1年後の調査データを廃棄します。ただし初回の調査データは廃棄されませんのでご理解ください。
3.個人情報の保護
この研究に関わって取得される資料や情報・データ等は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。研究機関には調査会社から個人情報を含まないデータが提供されます。取得したデータは研究責任者および研究分担者のみ使用できるパスワードロックをかけたパソコンで厳重に保管します。
4.研究に関する情報の公開および研究により得られた結果等の取扱い
研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌等で公表します。国内外の学術雑誌での公開にあたっては、研究成果の第三者による検証や複数の研究の結果を統合して統計的に検討する際の原資料となることもあるために、解析・論文作成に用いた資料を学術雑誌社・学会(誌)へ提供・公開すること、また保管されることがあります。
個人的にお問い合わせをいただいた場合、全体の研究結果についてお伝えいたします。
5.研究対象者にもたらされる利益及び不利益
この研究が、あなたに直ちに有益な情報をもたらす可能性は高いとはいえません。しかし、この研究の成果により今日の働く人のメンタルヘルスの要因の理解が進み、将来の勤労者、自営業者のメンタルヘルス向上につながる可能性があります。
この研究では、調査票回答のための時間的なご負担や、勤務の様子や健康状態に関する質問への回答を求められます。このため心理的負担を生じる可能性があります。その場合は、調査票への回答を中止していただいて結構です。
6.研究終了後のデータ等の取扱い方針
収集したデータは、原則としてこの研究のためにのみ使用します。研究期間終了5年後、取得したデータは、データを消去することで廃棄します。
7.あなたの費用負担
今回の研究に必要な費用について、あなたに負担を求めることはありませんが、ご自宅等からアンケート調査回答いただく場合、通信に係る費用はご自身にご負担いただきます。なお、インターネット調査会社から調査への回答に応じたポイントの形でインセンティブが提供されます。
8.研究から生じる知的財産権の帰属
本研究の結果として知的財産権等が生じる可能性がありますが、その権利は国、研究機関及び研究従事者等に属し、研究対象者はこの知的財産権等を持ちません。また、その知的財産権等に基づき経済的利益が生じる可能性がありますが、これについての権利も持ちません。
9.その他
この研究は、東京大学医学部倫理委員会の承認を受け、東京大学大学院医学系研究科・医学部長の許可を受けて実施するものです。
なお、この研究に関する費用は、以下から支出されています。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)・社会技術研究開発センター(RISTEX)SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)研究開発プロジェクト「いきいき・つながり職場づくり:孤立・孤独を予防する包摂組織の社会実装」(JPMJRS22K1)(研究代表者 川上憲人)
本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。
本研究は、民間企業からの共同研究費によって設置されている社会連携講座「デジタルメンタル講座」の特任教授が研究責任者として実施いたします(共同研究企業のリストはこちらをご覧ください:https://dmh.m.u-tokyo.ac.jp/c)。しかしながら、東京大学大学院医学系研究科利益相反アドバイザリー室に報告し、利益相反マネジメントを適正に行います。 研究の実施や報告の際に、共同研究企業に都合のよい成績となるよう意図的に導いたりすることはありません。
この研究について、わからないことや聞きたいこと、何か心配なことがありましたら、お気軽に下記の連絡先までお問い合わせください。この研究説明書のページは印刷し、大切に保管してください。
2026年1月
【連絡・お問合せ先】
研究責任者:川上憲人
〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院医学系研究科デジタルメンタルヘルス講座
Tel/Fax: 03-5800-9621
e-mail:kawakami @ m.u-tokyo.ac.jp
